初心者からの自作PC組立・序
序から入ったといって次が破というわけではないですよ。
ということで、1から始める自作PCの組み立て講座(?)みたいなものを書いていきます。
フォロワーの中で、自作PC組みたいけどわかんなーい♡、って人が居たので、んじゃこれ記事のネタにするか、みたいなノリで始めますけど割りと真面目に書いていきます。
さて、自作PCとはなんぞや?というところから。
自作PCとは、一般的には「デスクトップパソコン」を組むことを指します。この「デスクトップパソコン」を購入・入手する方法は様々です。もらう、だとか空から降ってくる、だとかいう金額が発生しないものを除くと
- メーカー製パソコン - 店頭販売品・通販商品
- BTO(Build To Order)パソコン - 注文生産方式
- 自作パソコン
代表的なものがこの3つになると思います。特に、最近のBTOは価格が非常に抑えられており、目的に応じたパソコンが買い求めやすくなっているため、市場が活性化していることでしょう。(実際は知りませんが)
つまり、ゲームがしたいけど安く済ませたい!でも自作は不安・・・。なんて人はBTOパソコンを探せば非常に安価で目的のスペックに見合ったパソコンが見つかると思います。実際、パーツを最安値でかき集めた合計金額と同等スペックのBTOを比較しても金額の差は5000円もありません。手間や保証も考えると、BTOの方が断然お得なのです。
しかし、これでは自作PCのメリットが無いように思われます。人々はなぜ自作PCを組みたがるのでしょうか。
私ならこう答えます。
「光るファンこそロマンだろう?」
この記事のトップの画像を見ればわかると思います。透明なアクリルケースに取り付けられた輝かしい青色の光と、それに美しい表情を作り出すファンの回転。はぁ、惚れ惚れしちゃいます・・・。
といったように、オンリーワンでマイベストなパソコンを組み上げることが可能なのです。
CPUやグラボの冷却に特化するのも良し
光るものに特化するのも良し
変態スペックを作り上げるのも良し
値段に超重視するのも良し
BTOでは出来ない、全て自分の思うがままのパソコンを仕上げることが可能となるのです。
また、メリットとしてもう1つ挙げることができます。
それは、メーカー製やBTOなどで疑問となる、パーツのメーカーや性能です。一番わかり易い例がSSDだと思います。
SSDは、書き込みが250MB/sのものもあれば500MB/sのものもあり、製品によって値段も性能も大きく変わります。しかし、パソコンのスペック欄にはSSDの表記と容量しか書いてありません。性能はいかほど?
というような事が起きません。なんてったって自分でパーツを決めるのですから。
しかし、メリットもあればデメリットもあります。リストアップすると
- 組み立ての保証が無く、自己責任ばかり(パーツ保証は有り)
- 初期不良・故障等は自己調査
- 組み立ての手間がある(慣れていて30分程度)
- サポートや分かる人が居ないと・・・
といった感じで、サポート面が寒々しいということが一目瞭然だと思われます。
しかし、このデメリット以上にメリットがあることは、自作PCを組もうと思った時点でもう既にわかっていると思います。
- 自分が望むスペックや外観・目的に合ったパーツ選びによる、最もベターなPC
- 自分でPCを組み上げ、完成させる、ということの達成感
少なくともこの2つは私が感じたものであり、喜びのものでありました。
自作PCは難しくて知識が無いとできない、なんて思っている人!難しくありませんよ!
組み合わせと順序が正しければ完成する。ただそれだけのことです。
後は見よう見まね、今までの経験や記憶のままに組み立てるだけでできる、パズルみたいなものです。
では、次の回から、そのパズルのピースの説明と、パズルについてのゲーム説明をしますので、乞うご期待☆